美容と健康に効果的なウォーターサーバーの選び方とはどのようなものなのでしょう?
まず、年齢によって差がありますが、人の身体はほとんどが水分でできています。
- 子供の体の水分量は約70%
- 成人の体の水分量は約60~65%
- 老人の体の水分量は約50~55%
年齢をかさねるごとに体内の水分量は減っていき、肌の艶やハリが無くなる原因となります。そのため体内の水分量を上げることができれば、美容に効果的で健康にも良いとされています。
人は通常1日に約2リットルの水分を失います。汗や尿を排出し体内の老廃物を出します。
ここで水分が補給されないと、体は水分の排出を抑えようとし、体内の循環が良好ではなくなってしまいます。
そのため美容と健康を気にするならば、キチンとした毎日の水分補給を心掛けることが大切です。
手軽に水分補給ができるウォーターサーバーを設置するだけで、かなり効果的だと思いますが、今回はさらに美容に良いとされる天然水を紹介します。
天然水に含まれるバナジウムが重要
ウォーターサーバーの水は、大きく分けてRO水と天然水の2種類があります。
RO水とは
RO水とは採取した水にRO膜処理を施した水のことをいいます。 RO(Reverse Osmosis)膜とは逆浸透膜ともいい0.0001ミクロンの超微細孔のフィルターです。
このフィルターを通して不純物を除去し製造されたのがRO水です。 RO水は間違いなく「きれいな水」ですが、限りなく純水に近い状態になりますので、湯冷ましのような感じで決しておいしいとはいえません。
そこで、人工的にミネラル分を添加して販売されることが多いようです。 採水地が特定されておらず、人工的につくることができるため低価格のものが多いのも特徴です。
天然水とは
ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行っていない、特定水源より採水された地下水のことをいいます。
天然水というと「自然のまま」というイメージがありますが、採水後安全に飲めるようにろ過・加熱殺菌等の処理を行い、不純物を排除しています。
天然水の採水地は体に良い成分が含まれた水質の良い地域が厳選されています。また、自然によって何百年もかけてろ過された水なので、もともと「きれいな水」といえます。
参照:アクアセレクト
美容に良いとされているのが天然水です。天然水には「バナジウム」という成分が多く含まれているものがあります。
バナジウムはカルシウムやマグネシウムなどと同じ、ミネラル成分の1つで、血糖値を下げたり、デトックス効果があると言われています。
通常の食事でも私達はバナジウムを摂取しているのですが平均6~18μgと微量で、血糖値を下げる効果があるほど摂取はしていません。
血糖値を抑制するにはおよそ80μg必要だとされており、この足りない分を水で補うと美容に良いとされています。
バナジウム含有量がトップクラスのウォーターサーバー
じゃあ、どのウォーターサーバーの水を選べばいいの?となりますが、オススメなのがこちらです。
1リットルあたりのバナジウム含有量
主要なウォーターサーバーメーカーをすべて調べてみたら、このようなランキングになりました。
天然水は人工的に調整された水とは違うので、調べた日によって成分が誤差が出ることも珍しくありません。そのためメーカー発表の数値は、厳密にみるというよりは、大まかな参考程度で比べると良いと思います。
バナジウムの含有量でウォーターサーバーを選ぶならうるのん、クリティア、フレシャス、アクウィッシュの中から選べば間違いです。
中でもバナジウム含有量の表示数がトップのうるのんは、12リットルで1,900円(税込)と、他社と比べても価格が高くありません。
バナジウムをもっとも重要視するのならば「うるのん」が一番良いと思います。
バナジウムの取り過ぎは危ない!?
バナジウムの取り過ぎは危ないという説があります。しかしその取り過ぎと言われる量は22ミリグラム以上を毎日継続した場合です。
バナジウムを多く含む天然水の場合でも、1リットル当たり0.1ミリグラムあるかというラインなので、普通にウォーターサーバーを利用している場合、過剰摂取になることはありません。
まとめ
適切な水分補給をするだけで美容と健康に効果的のようですが、さらに高みを求める方は血糖値を下げる効果が期待できるという、バナジウムの含有量に注目すると、ウォーターサーバーを選びやすいです。