ウォーターサーバーが停電時に役立つ!?
日本では頻繁に地震が起こりますが、震災の影響で停電が起きてしまった時、自宅にウォーターサーバーがあると、どうなるのでしょうか?
ここでは、停電時のウォーターサーバーに関する話をお伝えしていきます。
停電時にウォーターサーバーは利用できるのか?
結論から言うと、ウォーターサーバーには、停電時にも利用できるものと、停電時には利用できないものがあります。それでは、停電時でも利用できるのはどういったウォーターサーバーなのでしょうか?
まず、水の入ったボトルをサーバー本体の上部に設置するタイプであること。そしてコックやレバーを動かすことで水が出る仕組みになっていること。この2点を満たしているサーバーは、停電時でも通常通り水を汲むことができます。
ボタンをピッと押すことで水を出すタイプのものや、ボトルが足元に設置されているタイプのものは、通電時でないと通常通りに使用することができません。
ただし、水の冷却および加熱は、いかなるサーバーの場合も電気の力で行う仕組みになっていますので、停電時に使用可能なウォーターサーバーであっても、常温の水しか出てこなくなってしまうのは当然のことであると考えてください。
常温の水は雑菌の繁殖に注意!
常温の水は、雑菌がとても繁殖しやすい状態になっています。停電後、数日が経過してしまった場合は、普段安心して飲んでいるウォーターサーバーの水と言えども注意が必要です。同じ常温の水を飲むなら、未開封のものを優先的に飲料水に回しましょう。開封後、日数が経ってしまった水は、生活用水に回すことをオススメします。
オススメのウォーターサーバーは?
先程、停電時でも使用できるウォーターサーバーのタイプについてお伝えしましたが、人気ランキング上位で該当するのは、どのメーカーの、何というサーバーなのでしょうか?
オススメ1『アルピナウォーター』
こちらは、12リットル入りのボトルを本体上部に設置するサーバーで、水を出す時は、アナログ式にコックをひねるタイプのものです。つまり、停電時でも使用できる条件を、いずれも満たしているということになります。
しかも、アルピナの水は、天然水をさらにろ過した「ピュアウォーター」なので、通常の天然水と違って雑菌が繁殖しにくいというメリットを持っています。
停電時には常温水しか飲めなくなってしまう可能性が高いわけですから、衛生的に安心できる水であるかどうかって、非常に重要なポイントですよね?
オススメ2『クリクラミオ』
クリクラミオのサーバーも、アルピナと同じく、ボトルを上部に設置するタイプで、コックをひねれば水の使用が可能です。ただ、このクリクラミオを、停電時に便利なウォーターサーバーとしてオススメしたい理由は、さらにもう1つあります。
それはズバリ、ボトルのサイズです!クリクラミオのボトルは、8リットル入りがスタンダードなサイズなんです。
停電時に、未開封のボトルから直接「よいしょっ!」と水を使用しようとするのって、女性には特に、重くて大変な作業ですよね。ところが、8リットルのサイズなら、女性や高齢者でも、比較的楽に持ち上げることが可能というわけです。
ウォーターラックが大活躍しそう!
ちなみに停電時、ウォーターサーバーよりも、活躍しそうな「ウォーターラック」なるものが存在していることを、ご存知でしたか?
こちらは、電気を使わず、ただボトルから直接水を注ぐことに特化したアイテムです。
軽くてどこへでも持ち運べるため、震災時はもちろん、アウトドアの際にも、是非とも備えておきたいグッズの1つと言えるでしょう。
ボトルは標準サイズのもので、およそ12キロの重さがあります。避難所等へ水のボトルを調達することはかろうじてできたとしても、その重たいボトルから直接水を注ごうとすると、かなりの負荷が掛かってしまいますよね?ウォーターラックは、そんな時に大活躍すること、間違いありません。
ウォーターラックのレンタルが可能なメーカー
サーバーとともに、ウォーターラックのレンタルを行ってくれるメーカーは意外と珍しいので、大変貴重です。
『良水市場』では、ウォーターラックを無料でレンタルしてくれるそうですよ!ちなみにこの良水市場のサーバー本体も、停電時に使用できるウォーターサーバーの条件を全て満たしています。
しかも、良水市場には、災害時に水を優先的に供給してくれるサービスがあるんですよ!
都内を中心とした一部のエリアにしか宅配を行っていないのですが、対応エリア内に住んでいる人には、是非ともオススメしたいメーカーです。
まとめ
以上、停電時のウォーターサーバーに関する話をお伝えしてきました。
電気を使用しなくても水が出せる仕組みのウォーターサーバーを選んでおくと、いざという時に役立つようですね!
また、停電時には水を常温で飲むことになるだろうと見越した上で、雑菌の繁殖が少なそうなタイプの水を選んでおくことも、身の安全を守る上では、重要なポイントかも知れません。
電気で作動するサーバーだけでなく、ラックをレンタルしておくことも、災害時への立派な備えになりそうですよ!