対策が万全なウォーターサーバーは!?
自宅にウォーターサーバーがある家庭は、水をストックしておくことができ、震災時でも安心!という話を最近よく耳にるすようになりましたが、そのウォーターサーバーが震災時に倒れて来て大怪我をしてしまったら!?元も子もありませんよね!
ウォーターサーバーは、水ボトルの重さも含めると、そこそこ重量のある家電ですし、本体内部には常に熱湯がストックされていますから、倒れてくると非常に危険です。
震災時に限らずとも、小さな子がイタズラをして本体を倒してしまい、大ヤケドをする…なんてことが無きにしもあらず。
そんな転倒の危険性に対して、各メーカーはきちんと防止策を取っているのでしょうか?転倒防止に配慮しているオススメメーカーはあるのでしょうか?ここでは、ウォーターサーバーの「転倒防止」をテーマに、その詳しい内容をお伝えしていくことにしましょう。
『アクアクララ』と『クリクラ』の転倒防止策
人気メーカー『アクラクララ』のサーバーには、壁と本体の背面をワイヤーで固定できるような仕組みが施されています。
また本体底面に、粘着質の転倒防止シートを貼ることもできるようになっています。二重に転倒防止策が取られているとのことなので、これなら安心して使用できますね!
もう1つの人気メーカー『クリクラ』のサーバー本体には、「ハーネス」が付属品として送られてきます。こちらを壁面とつなぐことで転倒を防止することができるようになっています。
また、「ボールタップ方式」という水漏れ対策も取られており、万が一水漏れが起きた際には、空気の流れが自動的にストップするように設計されています。
倒れにくい仕組みのコスモウォーター
転倒防止対策が万全に施されているかどうか…ということを考える以前に、倒れにくい設計のウォーターサーバーを選べばいいじゃないか!という考え方もあります。
そういった意味で、非常にオススメしたいメーカーは、『コスモウォーター』です。こちらのメーカーで用意されているサーバー本体には、水のボトルを「足元にセッティングする」という特徴があるのです。
重心が上の方にあるものは、バランスが不安定になるので、どうしても倒れやすくなってしまいますよね?水のボトルは、標準のものでおよそ12キロもあります。そんな重たいものが、ドン!と乗っかっているものが倒れてきた時の衝撃といたら…想像するだけでも恐ろしいですよね?
ところが、水のボトルが下部にあったら…重心のバランスも全体的に下に来るので、サーバー本体は、とても安定します。
女性でも水の交換を楽にできるように…という、消費者の声を元に開発したモデルとのことですが、転倒防止対策にもなるという、思わぬメリットもあったようです。
スリム設計なウォーターサーバーのメリット
倒れにくいウォーターサーバーを選ぶ、という考え方の他に、スリムなウォーターサーバーを選ぶという考え方があることも、ご紹介しておきましょう。
スリムなウォーターサーバーがなぜ転倒防止に良いのかというと、壁と家具の隙間、家具と家具の隙間に、スッと入り込ませ、両サイドを固めることのできる可能性が高いからです。
日本のウォーターサーバーは、基本的にどれもスリムで、省スペースが考えられた設計になっていますが、中でも特にオススメしたいのは、超人気メーカー『フレシャス』の『サイフォンスリム』というモデルです。
こちらは、横幅がたったの30センチしかありません!これなら冷蔵庫と壁の隙間にスッと違和感なく入れ込むことができそうですよね?ただ、両サイドを固めることはできても、全面への転倒に関しては当然、別途対策を取る必要がありますので、詳細については取扱説明書等を参照してください。
ちなみに、『フレシャス』のウォーターサーバー本体は、この『サイフォンスリム』だけでなく、他に何種類も用意されているんですよ!最近では、サーバー本体のデザインを、複数ある中から自由に選べるメーカーが増えてきていますので、是非チェックしてみてくださいね!
まとめ
以上、ウォーターサーバーの転倒防止対策に関する情報をお伝えしてきました。ワイヤーやハーネスで本体を固定する、底面を粘着質のシートで固定する、といった基本的な転倒防止策を試みる以外にも、倒れにくいサーバーを選ぶという方法や、倒れにくい配置で本体を置くという方法があることについて、おわかり頂けたのではないでしょうか?
ウォーターサーバーは便利な家電ですが、重量があり、常に熱湯を内蔵しているため、震災時には恐ろしい凶器と化してしまう可能性があります。
震災はいつやってくるかわかりませんし、小さな子どもがいつ突然現れてイタズラをしようとするかもわかりません。「どうせ大丈夫でしょ?」といった甘え考えは捨て、転倒防止については、申し込み前からしっかり意識しておいてくださいね!