Q、ウォーターサーバーは経費で落ちますか?
A、はい。経費として計上できます。
事務所に設置して従業員が使用するという目的の場合であれば、福利厚生費または雑費として全額計上可能です。
またお店を経営していてお客様へ提供する場合は、販売費または交際費の名目で計上します。
仮に質問者の方が経営者ではなく従業員の場合は、社長へお伺いを立て、その回答次第で経費となります。
ウォーターサーバーの費用
ウォーターサーバーの費用は水、電気代、サーバー代(サーバー代はメーカーによって無料)の3つが考えられます。
水の送料は無料の場合がほとんどです。
また「月に最低2本は注文してください」と定めているメーカーは多いです。これは最低それぐらいの注文がないと、メーカーが利益にならないということです。
月に消費する水の量、また選んだ水、それとメーカーによって、ウォーターサーバーにかかる費用は様々なのですが、大体の目安として、月に30リットル消費した場合およそ4,000~6,000円ぐらいが相場といえそうです。
しかしこれはあくまで目安です。例えば12リットルの水で635円で販売しているところもあれば、逆に12リットルで1,750円のメーカーもあり、その差は3倍に近いです。
ですので、一般的に選ばれているウォーターサーバーの費用としての相場はこのぐらいという話です。
それとサーバーの電気代を比較しているサイトをよく見かけますが、実は電気代の差はそれほど大きくありません。電気代を気にするぐらいなら、選ぶ水を慎重にしたほうが、月の費用に差が出ます。
ウォーターサーバーが与える従業員への影響
私が働いていた会社にウォーターサーバーが設置された時がありました。短い期間でどうやらお試し無料期間だけ設置していたようです。
働く従業員として感じたことは「飲料代がかからなくていい」ということと「冷たい水最高」ということでした。
オフィスワークだったのでいつでも冷たい水が飲めるのは、目を覚ますのに最適でした。
それに普段ならコンビニなどでジュース類を選びがちですが、会社で美味しい水が飲めると分かっていれば、余計な買い物もしなくなりました。
従業員には良い事尽くめだったと感じましたが、残念ながらうちの会社では無料期間を過ぎたらサーバーは回収されていきました。
ウォーターサーバーが与える来客への影響
私が通っている歯医者では、通っている途中からウォーターサーバーが設置されました。
目的はもちろん歯を治すことなので、ウォーターサーバーがあるから行くということはありませんが、やはり歯医者への印象が良くなったように感じます。
これは「お客さんを想って設置してくれている」という気遣いを感じられるからだと思います。
「ウォーターサーバーを設置したから売り上げがすぐに上がる」などという話ではなく「このお店はお客様のことを第一に考えています」という印象を与えられるのではないでしょうか。
まとめ
ウォーターサーバーの費用対効果はそれなりに見込めると思います。
あとは経営者さんの心意気次第といったところでしょうか。